
――料金プランを改定されたそうですね。前回ローンチした動画機能、いよいよ本気の一手ですか?
動画機能をつけて、対談動画としても使えるクオリティになってきたと感じていたので、せっかく作ったならたくさんの人に使ってもらいたいと。それで金額をかなり下げて、新しいプランを作りました。
――ずばり、いくらまで下げたんですか。
1本あたり3,000円です。まさに今このAIとの対談動画を撮れるようになりました。
――3,000円、思い切りましたね。具体的にどんな動画が撮れるんですか。
ちょうど今収録しているこの対談の切り抜きで、60秒前後のショートです。まず対談を1本撮ってもらって、そこからショートに使えそな部分を自動で5本切り抜く——これが1本あたり3,000円という設計です。
基本プランとして月額25,000円のプランがあり、この中に動画が3本含まれています。SNS全媒体への連携機能もついているので、SNS運用をまるごとカバーできるプランになっています。
## 「天才美女AI」にした理由
――対談相手が天才美女AIインタビュアーとのことですが、なぜ美女設定にしたんですか。視聴維持の狙いですか。
アバターは自由に変えられるので、渋いおじさんでも何でも対応できます。ただ第一号を美女にしたのは、正直に言うと自分の趣味的なところもありますし、クリック率は上がるだろうという読みもあります。ビジュアルがある方がいいかな、という感覚ですね。
――趣味とクリック率、正直でいいですね。この3,000円、何を削ってこの値段にできたんですか。
何かを削ったというより、必要最低限に絞ったという感覚です。AIのAPIという原価はどうしてもかかるので、そこはカバーしなければならない。ただ、動画制作にコストがかかることはみなさんご存じだと思うので、「このクオリティでいくらなら驚いてもらえるか」を逆算しました。
そのクオリティのものが3,000円で作れて、しかも量産してワンクリックでTikTok・Instagram・YouTubeに一斉投稿できる——そこにインパクトを出せると思って、この価格に設定しました。
――原価のAPIを考えると、利益はほぼ乗っていないんじゃないですか。
乗っていないことはないですが、APIに大きく利益を乗せているサービスが多い中で、うちはかなり抑えてやっているとは思います。
## ワンクリック拡散の仕組み
――ワンクリック拡散と言いましたが、媒体ごとの最適化はどこまで自動でやってくれるんですか。
例えば対談の文字起こしからXに投稿する場合、Xで拡散されやすい構文というものがあります。AIが常にXをリサーチして「この構文がいい」という傾向を自動で読み取り、投稿文に反映します。各媒体ごとに設定してあるので、トレンドが変わっても、AIが追い続けて最適な構文に対応し続ける仕組みになっています。
――文章だけでなく、投稿時間や切り抜く尺も媒体ごとに変えているんですか。
動画の尺は内容次第なので、だいたい60秒前後で統一しています。投稿時間については、アカウントによって伸びやすい時間帯が違うので、投稿データをすべて取得していて、「この時間帯が伸びやすい」という傾向が出てきたらAIが提案してくれる設計にしています。
## 「辺にいるおじさん」の発信が化ける
――この3,000円動画、AIが浸透した未来で、誰の何を変えると思っていますか。
動画で発信しようと思ったとき、ハードルを感じる人がすごく多いと思うんです。そんなことないよ、と伝えたい。
僕も含めて、その辺にいるおじさんが一人でカメラに向かって語っても、なかなかバズらない。でも、みんな地に足をつけてちゃんと商売をやっていて、発信すべきものをたくさん持っている。
そういう人たちが、AIアバターと対談する形を取ると変わります。AIアバターは鋭い質問を投げかけてくれるので、話し手の言葉を引き出してくれる。見た目としても、美人だったり、二次元キャラクターだったり——肖像権さえ守ってもらえれば——エンタメ要素を加えることで拡散されやすくなる。動画をどうやろうか悩んでいる人に、ぜひ試してほしいです。
――改めて一言で、この3,000円で手に入るのは何ですか。
極めてクオリティの高い対談の切り抜きです。対談動画を1本作ろうと思ったら、対談相手も撮影機材も編集技術も必要になる。編集だけで1万円以上かかるのが普通の世界で、この動画が3,000円、月額プランで割っても1本あたり8,500円程度で手に入る。それだけの価値があると思っています。
Profile

2012年 東京大学卒業後、みずほ銀行にて中小企業営業に従事。 2015年 国土交通省鉄道局に出向し、財源管理・法改正業務に従事。 2016年 個人事業としてアフィリエイト開始。 2017年 みずほ証券金融公共法人業務部公共セクターにて投資銀行業務に従事。 ASPの月間報酬ランキング全国TOP10入りを果たす。 2018年 株式会社UNDONE JAPANを設立し、代表取締役に就任。 2019年 当社設立。
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