営業はただ数字を追うだけの仕事ではなく、クライアントの課題を一緒に解決していくパートナーシップである。株式会社スイミーの代表の住本祐介は、営業の本質を「課題解決」と捉え、社員が成長できる環境づくりに力を入れています。特に、ワークライフバランスを大切にした柔軟な職場文化が魅力で、育児との両立もしっかりサポートしています。営業として成長したい方、働きやすい環境を探している方には、スミーは理想的な場所です。住本さんの経験を通じて、営業の成功やキャリアアップの秘訣、自由に働ける企業文化について学びましょう。
住本祐介さんと株式会社スイミー
株式会社スイミーは、営業代行・営業コンサルティング・営業組織マネジメント・営業代理店を手がける会社です。代表取締役社長を務めるのが住本祐介さん。営業ひと筋、およそ20年のキャリアを持っています。
設立は2020年3月。新型コロナウイルスの影響が語られ始めていた時期でしたが、「冬の病ではないか」「インフルエンザのように収まるのでは」という声もあり、思い切って立ち上げます。その1か月後、緊急事態宣言が発出されました。
リクルートでの14年
住本さんのキャリアは、大学卒業後に入社したリクルートから始まります。
最初に配属されたのはホットペッパーの部署。飲食店、美容室、ネイルサロンなどに営業を仕掛けていく仕事です。ここで7年。その後SUUMO傘下のグループ会社であるホームプロへ移り、さらに7年。合計14年をリクルートで過ごしました。
では入社当初から成績がよかったのかというと、本人はきっぱり否定します。「なかなか売れない営業マンでした」。卒なくこなすけれど、成績が突き抜けない。性格的に親分肌なところがあり、「雰囲気だけで売っているような空気」を出してはいたものの、成績表を見られると「あれ、ここまでじゃないよね」とよく気づかれていたそうです。
転機は、上司からの「手痛い一言」
やがて住本さんは、営業とチームマネジメントを半々で担うチームリーダーを任されます。チームの成績は徐々に上がってきました。しかし、ここでも同じ壁にぶつかります。チームもまた、突き抜けない。
メンバーは平均的にできる人が多く、成績自体は悪くありません。ただ、チームごとに競う指標では1位から3位までしか表彰されない。住本さんのチームはいつも4位、5位、6位、7位あたり。あと一歩のところにいました。
そのとき、当時のマネージャーから言われた一言が転機になります。
「スミーが突き抜けないから、チームも突き抜けないんだろうね」
「その時はすごいショックで」「本当に眠れなかった」と住本さんは振り返ります。しかし、思い当たる節があった。原因は自分だ、と。
そこから住本さんは動き方を変えます。サッカーに例えて、こう説明しました。それまでは真ん中あたりから前の人にパスを出すようなマネジメントをしていた。全体を見ていた、と言えば聞こえはいい。そこから明らかに前に行くように変えたのです。自分が点を取りに行く。メンバーと競い合うように、一緒に売りに行く。
結果はすぐに表れました。「僕が動き出したら、メンバーもより動き始めた」。あの一言をくれた当時のマネージャーには、いまも大感謝だといいます。
社名「スイミー」の由来
リクルートを離れた後、住本さんは先輩が経営するベンチャー企業へ1年半在籍します。代表と近い距離で経営を学びつつ、その会社が営業代行を手がけていたこともあり、営業代行・営業代理店のノウハウを身につけました。これがいまの事業の根幹になっています。
そして2020年、株式会社スイミーを設立。社名はレオ・レオニの童話『スイミー』から取られています。
あの物語に子どもたちが読み取るもの――個性の尊重、仲間を失った状況からも海を冒険していく姿、チャレンジ、そしてみんなで協力して大きな魚をやっつけること。それをシンプルに体現できる会社にしていきたい、という思いからでした。
もう一つ、住本さんは「隅さん」「隅君」と呼ばれることが多く、「スミ」という自分のあだ名にも掛かっているのだとか。「これもちょっと由来に入れておこう」というわけです。
「働くということを、もっと自由に」
同社が掲げているのが「働くということをもっと自由に」という言葉です。その背景を尋ねると、営業という仕事への思いが出てきました。
営業といえばノルマ、辛い――そういうイメージは根強くあります。住本さんもそれを否定はしません。目標を追う以上、ストレスがないとは言えない。それでも、その中で何度でも楽しく働けないか。創業以来ずっと、ワークライフバランスをどう整えるかを大事にしてきたといいます。
理由の一つは、せっかく楽しくやれている営業という仕事を、1年2年で辛くなって辞めてしまうのはもったいないという実感。そういうことが起こりがちな業界であり、自身も経験してきた部分だからです。
もう一つが、リクルートのマネージャー時代の経験でした。産休・育休から復帰したメンバーが、思うように働けずもどかしい思いをしている。当時は世の中でも女性活躍という言葉が出始め、リクルートも取り組んでいたタイミングでした。住本さんはそのメンバーと一緒に、「決められた時間の中でどれだけパフォーマンスを出せるか」を考えていきます。
そして本人がさまざまに工夫した結果、通常どおり働くメンバーと同じパフォーマンスを出せるようになった。この経験が、家庭の事情などで仕事を諦めていたり、どこかで制限を受けていたりする人への視点につながっています。
「なかなか売れない営業マン」から始まり、上司の一言で変わり、いまは営業という仕事そのものを続けやすくしようとしている。住本さんの20年は、そういう線でつながっていました。
※本記事は、ラジオ番組でお話しいただいた内容をShikisai編集部が記事としてまとめたものです。発言は趣旨を損なわない範囲で整理しています。
ご紹介
Profile
株式会社スイミー
代表取締役
広島県出身。大学卒業後にリクルートグループに入社し、飲食店、美容室、美容サロン、住宅リフォーム会社など多様な領域で営業を担当。リクルートグループでは営業リーダーや営業部責任者を経験。 2020年3月にクライアントに対して親身になって提案することで多くの企業から喜ばれた経験を活かし、新しい世代のメンバーに自身の経験を伝えたいという思いから起業を決意し、株式会社スイミーを設立。 株式会社スイミーは、営業コンサルティング、営業アウトソーシング、営業組織マネジメント、営業代理店などの事業を手掛けており、「営業力を通じて、サービスとカスタマーを結び付け、世の中に1つでも多くの幸せをお届けする」という理念のもと事業を展開。
【職歴】(株)リュードリュー ホットヨガ インストラクター業務(1年間)(株)アディスミューズ 建築事務所総務部にて、来客応対 勤怠管理など(3年間)2010年よりフリーランス活動【趣味】フラダンス、旅行、料理、映画鑑賞、マラソン【特技】バレエ(18年)声楽(10年)【実績】<TVリポーター、ナレーションなど>テレビ埼玉「ごごたま」J:COM千葉セントラル・東京北・神奈川県央各局「デイリーニュース」JCN足立「妻好・アッコの足立広報」「MAQUIA ONLINE」CM「旅フェア」CM「アクサハッピー劇場」WEB CM「ショップチャンネル」<ラジオ パーソナリティ・リポーター>FM世田谷「Setagaya Goes On」ラジオ成田「Morning View NARITA Radio Café」レインボータウンFM「大江戸ワイドスーパーアフターヌーン」<ミュージカル出演>「赤毛のアン」ダイアナ役(東京国際フォーラム 2013年)「GANG」プラム役<イベント・展示会MC>「東京モーターサイクルショー2013」MIDLANDブース「DNP 記者発表会」「SONY ランドセル贈呈式」「千場義雅トークショー」(新宿高島屋)<映画出演>「口裂け女 リターンズ」シズコ役「海に降る雪」看護婦役