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五十嵐拓巳・小田拓夢とは?売れ残った服を繊維に戻すTransire Pontamの事業

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今朝のゲストは、株式会社Transire Pontamの五十嵐代表と小田副代表。急成長するIT企業で、環境に配慮した社会貢献事業にも注力。過去と未来のビジョン、そして現在の活動について熱く語る。楽しく刺激的なトークをお楽しみください。

株式会社Transire Pontamとは

株式会社Transire Pontamは、IT事業を軸にしながら、環境に配慮した事業を展開している会社です。代表取締役社長の五十嵐拓巳さんと、副代表の小田拓夢さんという2人が率いています。

この回はその2人がそろって登場。出会いから、いま力を入れている環境保全事業までを伺いました。

出会いは11年前、バーテンダーの紹介から

2人が出会ったのは11年前、どちらも20代前半の頃でした。

当時の五十嵐さんは、IT業界の人間ではありませんでした。税理士法人で山林相続の専門プランナーとして活動していたのです。相続税は今後の日本にとって大きな課題になる――そこを改善したいという思いからでした。

そんな五十嵐さんがIT企業をやろうと決めたきっかけが、なんとも人を食っています。ある社長からこう言われたのだそうです。「君は五十嵐拓巳くんだから、頭文字がIT。IT社長だよ」。五十嵐さん自身が「ダジャレから始まった会社なんですけども」と笑うほどです。

ただ、本人はエンジニアではありません。「優秀なエンジニアがいるから紹介するよ」と言われて会いに行った相手が、小田さんでした。

小田さんは福岡出身。「東京に出れば何か変わるだろう」と上京したものの、1年、2年と働いても何も変わらない。自分で行動しなければ――そう考えていた時期でした。当時は大手企業で働きながら、夜はバーテンダーをしていたといいます。「やりたいことをやろうと思って」。その店の客として来ていた社長が、五十嵐さんとの縁をつないでくれました。

もっとも、第一印象は良好とは言えなかったようです。五十嵐さん曰く「なんだこいつ、ぐらい」。タイプもまるで違う2人が唯一意気投合したのが、お酒でした。生まれも育ちも東京の五十嵐さんは「東京の人は酒が強くないというイメージが嫌だった」といい、九州出身の小田さんを「ぶっ倒してやろう」と思ったのだとか。結果として互いの酒の強さを認め合い、「じゃあ一緒に仕事しようか」となりました。

EC下請け時代という「一番しんどかった時期」

会社の立ち上げ自体は「思いのほかスムーズに行ってしまった」と五十嵐さん。ただ、そこからが山あり谷ありでした。

「調子に乗るタイプ」だという五十嵐さんは、エンジニアリングが分からないまま「あれをやろう、これをやろう」と次々に仕事を持ってきます。受ける小田さんからすれば、ITとひと括りにされてもエンジニアには専門分野がある。「これもできるよね」という状態で持ってこられて、いや無理無理、と」。創業期のあるあるです。

一番しんどかった時期として挙がったのは、環境保全に取り組む前、ECサイトの下請けをしていた頃でした。仕事ばかりが忙しく、独立しているのに中間管理職のような立場になってしまう。その時期は長かった、と振り返ります。

売れ残った服を、糸一本まで戻す

転機は5年半前。同社は環境保全の事業を始めます。テーマはアパレルの焼却を阻止することでした。

仕組みはこうです。現在は関東がメインで、アウトレットに並び、そこでもさらに売れ残った服――五十嵐さんの言葉では「本当に最終在庫、どうしようもないもの」――を同社が仕入れます。

それをバングラデシュにある工場へ送り、糸一本、繊維の状態まで戻します。そして繊維になったものを、材料として再び日本に輸入する。

ここで面白いのは、もう一度洋服には戻さないことです。戻した繊維の行き先は掃除グッズの材料。フロアワイパーの替えシートの中身に加工されたり、そのままモップの材料になったりするのだといいます。つまり、アウトレットでも売れ残った服が、各家庭の掃除道具として使われている。

きっかけは「工場が余ってるんで、やってみない?」

この事業にどうやって辿り着いたのか。五十嵐さんの答えは「ご縁」でした。海外の工場も含め、縁をつないでくれた社長が周りにたくさんいたのだといいます。「僕らは若いなりに頑張ってやってきたので、結構好かれる力があったと思います」

相手はユニフォームを製造している会社でした。ただ五十嵐さんが持ちかけたのは「作る」話ではなく、「残った洋服をどうにかできないか」という話。もともと環境分野に興味があったからです。すると「これもできるんじゃないか」という提案が返ってきた。

「工場がちょっと余ってるんで、やってみない?」――ちょっとした案として渡されたものを、そこから揉んで揉んで大きくしていった。それがいまの事業の始まりだといいます。

ダジャレで始まったIT企業が、バーで生まれた縁でエンジニアと出会い、余っていた工場の話から服の焼却を止める事業に育てる。狙って作れる筋書きではありませんが、2人がその都度手を伸ばしてきた結果であることは確かです。

※本記事は、ラジオ番組でお話しいただいた内容をShikisai編集部が記事としてまとめたものです。発言は趣旨を損なわない範囲で整理しています。年齢・事業内容は収録時点のものです。

公式サイトはこちら→https://www.transirepontam.online/

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ご紹介

Profile

五十嵐 拓巳

株式会社Transire Pontam
代表取締役

五十嵐 拓巳

いがらし たくみ

2016年 株式会社エイチ・アイ・エス入社/ 同年  個人での副業事業スタート 2018年 業務委託による営業代行事業スタート  2021年 株式会社Transire Pontam創業 代表取締役CEO就任

石塚 直樹

株式会社ウェブリカ
代表取締役

石塚 直樹

いしづか なおき

新卒でメガバンクに入社し、国土交通省、投資銀行を経て独立。腕時計ブランド日本法人の立ち上げを行い、その後当社を創業。地域経済に当事者意識を持って関わりながら、様々な企業の利益改善や資金調達を、デジタルや金融の知見を持ってサポートしています。

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