第2話:【ブライダルの現場密着企画】社長が語る“自慢の社員”──結婚式を支えるチームづくりと本音の文化(モリノブライズ)
モリノブライズ株式会社
代表取締役社長
森野 秀昭
HIDEAKI MORINO
目次
会社の強さは「人」に表れる
モリノブライズを語るうえで欠かせないのが、現場で働く社員の存在です。
衣装や設備、サービスの仕組みが整っていても、それを活かすのは最終的に人です。
第2話では、社長が自ら「自慢の社員」として複数のスタッフを紹介しながら、
同社の現場を支えている人材、育成の考え方、組織の空気感が浮かび上がってきます。
現場を支える中核としてのドレスコーディネーター責任者
最初に紹介されるのは、ドレスコーディネーターの責任者を務める酒井さんです。
新卒で入社し、10年目でこのポジションに就いています。
現在の主な役割は、接客を行うコーディネーターの指導やフォローです。
現場に立つスタッフ一人ひとりの接客を見ながら、改善点を伝え、成長を後押ししています。
特に評価されているのが、接客後のフィードバックです。
ロールプレイングの後に行うコメントは具体的で、後輩からは
「酒井さんのようになりたい」という声が多く聞かれるといいます。
成長の鍵として語られる「素直さ」
酒井さんが、成長する人の条件として挙げるのは「素直さ」です。
アドバイスを受けたときに、まず実行に移せるかどうか。
言われたことを一度やってみる姿勢が、その後の伸びにつながると語られます。
本音で話せる文化が、現場を強くする
社内の雰囲気として特徴的なのが、「本音・本気で話す」ことが当たり前になっている点です。
立場に関係なく、思ったことを伝え合い、より良い形を探る姿勢が重視されています。
女性スタッフが多い職場ではありますが、遠慮や我慢よりも、
率直なコミュニケーションを大切にしている点が印象的です。
こうした日常の対話が、育成やチームワークの土台になっています。
お客様だった人が、社員になるまで
続いて紹介されるのは、新卒で入社した河野さんです。
河野さんは、もともと成人式の振袖を借りたお客様でした。
家族で来店した際、好みの違いから意見が分かれる場面もありましたが、
担当スタッフが間に入り、それぞれの気持ちを汲み取りながら調整してくれたといいます。
納得いくまで試着に付き合ってもらえた経験が強く印象に残り、
その後インターンを経て入社を決めました。
入社後に感じた「家族のような距離感」
入社してからの印象として河野さんが挙げるのは、職場の温かさです。
厳しく指導される場面もありますが、小さな変化にも気づき、声をかけてくれる先輩がいるといいます。
接客の現場では、1回あたり約3時間、お客様と向き合います。
同行する家族の反応を見ながら提案を進め、
帰り際に「楽しかった」「次もお願いしたい」と言われたときに、
真剣に向き合った時間の重みを実感すると語られています。
28年目の事業部長が語る組織の強み
ここからは28年目の社員であり、ブライダル衣装事業のトップを務める関田さんのご紹介です。
現在は事業部長として、現場全体をマネジメントする立場です。
関田さんが挙げる中小企業の強みは、「全員の顔が分かること」です。
トップとの距離が近く、提案から導入、改善までのスピードが速いことが、
現場力につながっていると語られます。
「家族」という言葉に込められた意味
関田さんが大切にしているのは、仲間を「家族」として捉える考え方です。
率直に意見を言い合い、本音で話し合い、建設的に議論する。
その関係性があってこそ、良い仕事ができるという考えです。
社長が語る「人づくり」という言葉は、
こうした日常の関係性の積み重ねによって、現場に根付いています。
まとめ
第2話では、モリノブライズを支える社員たちを通して、
同社の組織文化と育成の考え方が明らかになりました。
- 現場を支える責任者の存在
- 成長の軸としての「素直さ」
- 本音で話せるコミュニケーション文化
- お客様体験から社員へとつながる流れ
- 家族のような距離感を大切にする組織
これらが組み合わさることで安定した現場力が生まれています。
次回はこうした環境の中で行われる、ドレスコーディネーターの具体的な仕事に焦点を当てていきます。
ご紹介
Profile
モリノブライズ株式会社
代表取締役社長
ブライダル事業を軸に、衣装・美容・撮影を一体で提供する体制を築き、結婚式をはじめとする人生の節目に寄り添うサービスを展開している。
事業の根底には「人づくり」を起点とした価値観があり、スタッフ一人ひとりの成長が、顧客満足と企業の持続的な発展につながると考えている。
地域に根ざしながら、働く人と利用する人の双方に愛される企業を目指し、次の時代につながるブライダルのあり方を模索し続けている。