第5話:【ブライダルの現場密着企画】フォトグラファーの現場──“一度きりの撮影”を成功させる緊張感と工夫(モリノブライズ)

モリノブライズ株式会社
フォトグラファー

楠倉 美希

MIKI KUSUKURA

あらすじ

第5話では、フォトグラファーの撮影当日に密着し、ロケーション撮影からスタジオ撮影、編集・納品に至るまでの仕事の流れを紹介。
撮影場所の判断、瞬間を逃さないための工夫、業務範囲の広さ、そして「お客様にとっては一生に一度」という意識を持って向き合う姿勢は必見。

撮影は「一回きり」という前提で行う

フォトグラファーは、撮影にあたって常に緊張感を持って臨んでいます。
自分たちにとっては何度もある撮影であっても、お客様にとっては一生に一度の体験になるためです。

着物の乱れや表情の変化を見逃さないこと、
お客様が「やりたくない」と伝えたことを無理に勧めないことなど、
撮影技術以前の配慮が重要です。

ロケーション撮影で求められる判断力

この日の撮影は、和装の前撮りです。
ロケーション撮影では、場所選びだけでなく、周囲の状況を見ながらタイミングを判断する必要があります。

土日は人が多く、他のお客様が途切れた一瞬を狙って撮影する場面もあります。
紅葉シーズンでは「秋らしさ」を軸に、光の入り方や背景を見て撮影を進めていきます。

「今、光が来た!」

そうした一瞬の判断が、写真の仕上がりを大きく左右します。

スタジオ撮影は自由度の高い時間

スタジオ撮影には、あらかじめ決まった型はありません。
撮影内容はカメラマンとお客様次第で、時間内に収まる範囲であれば、場所や構成は自由です。

納品枚数は100枚と決まっており、撮影した写真の中からフォトグラファーがセレクトします。
多く撮ること自体が目的ではなく、最終的に残す写真をどう選ぶかが重要になります。

撮るだけでは終わらない仕事

フォトグラファーの仕事は、撮影だけではありません。
撮影後は、目を閉じている写真を除外するセレクト作業を行い、色味補正や画角調整を経て納品データを仕上げます。

加えて、メール対応や電話対応、事務作業、スタジオの片付けなども日常業務に含まれます。
撮影の前後すべてを含めて、一つの仕事として成り立っています。

技術よりも大切にしていること

本人は、学生時代からカメラを扱っていたわけではありません。
写真の技術は後から身につくものであり、それ以上に大切なのは「お客様の笑顔を見るのが好きかどうか」だと話します。

一つひとつの作業に楽しさを見出せること、
お客様の表情が変わる瞬間を見逃さないことが、この仕事の原動力になっています。

編集後記

第5話では、フォトグラファーの仕事が、撮影当日の一瞬だけでなく、
場所選び、タイミング判断、編集、納品まで含めた長い工程で成り立っていることが描かれています。

「お客様にとっては一生に一度」という意識を持ち続けることで、
一瞬の表情や空気感を写真として残す責任を果たしています。

本シリーズを通して

本シリーズでは、社長の案内から始まり、社員一人ひとりの仕事に密着しながら、モリノブライズがどのように人生の節目に向き合っているのかを追ってきました。
衣装、ヘアメイク、撮影と役割は異なりますが、共通しているのは「お客様にとっては一生に一度」という意識を持ち、現場での判断や調整を積み重ねている点です。

一つの写真や一日の体験は、個人の技術だけで完成するものではありません。
チームとして関わり続けることで初めて形になっていることが、全5話を通して見えてきました。

モリノブライズは、衣装・美容・撮影を通じて、その瞬間を最後まで責任を持って支える会社だと感じました。

ご紹介

Profile

 楠倉 美希

モリノブライズ株式会社
フォトグラファー

楠倉 美希

MIKI KUSUKURA

Instagram

ブライダル撮影を中心にロケーション撮影から編集・納品までを担当。

撮影は「お客様にとっては一生に一度」という意識を大切にし、表情や光、タイミングを見極めながら進めている。

技術だけに頼らず、お客様の希望を汲み取り、安心して撮影に臨んでもらうことを重視している。

「公式サイトはこちら」 モリノブライズへのお問い合わせはこちら