第3話:【ブライダルの現場密着企画】ドレスコーディネーターの1日──花嫁の希望を形にする提案と段取り(モリノブライズ)
モリノブライズ株式会社
ドレスコーディネーター
高橋 茜
AKANE TAKAHASHI
あらすじ
第3話では、ドレスコーディネーターの1日に密着し。実際の接客の流れや仕事のリアルとは。
ドレスのフィッティングや小物合わせといった具体的な業務に加え、1年目から接客に立つ理由、体力的な大変さ、SNS時代ならではの要望の変化、そして3時間に及ぶ接客で大切にしている姿勢は何かが語られます。
1年目から接客に立つという前提
モリノブライズでは、ドレスコーディネーターは1年目から接客に立ちます。
その分、研修制度は充実しており、早い段階からお客様と向き合うことが前提になっています。
担当する業務は、ドレスのフィッティングや提案から、挙式直前までのサポートまで多岐にわたります。
ドレスは重いものも多く、フロア間の移動や階段の上り下りもあるため、体力的に楽な仕事ではありません。
この日の来店は「小物合わせ」
この日は、1月に挙式を控えた新婦の来店で、小物合わせが行われました。
すでにドレスは決まっており、アクセサリー類を中心に全体のバランスを確認していきます。
最近では、小物を持ち込むお客様も増えており、必ずしもレンタル前提で進めるとは限りません。
持参されたアイテムを確認しながら、その場で調整を行っていきます。
SNS時代で広がった「希望の幅」
SNSの普及により、お客様が事前に持ってくるイメージは以前よりも具体的になっています。
その分、希望の幅も広がり、細かな要望が増えています。
すべてを完璧に再現することは難しいですが、できる限りお客様の希望に近づける提案を行い、納得して選んでいただけた時には大きなやりがいを感じるといいます。
その場で手を動かし、形にしていく接客
接客中には、細かな要望がその都度出てきます。
リボンの位置や結び方について相談があれば、一度外して試し直すなど、その場で確認を重ねます。
説明だけで終わらせるのではなく、実際に手を動かしながら形にしていくことが、ドレスコーディネーターの接客の特徴です。
3時間向き合う接客
初回の接客では、3時間ほどかかることも珍しくありません。
新婦本人だけでなく、母親や同行者の反応も見ながら進めていきます。
帰り際に「今日楽しかったです」「次回もお願いします」といった言葉をもらえた時に、長時間向き合った結果を実感できると話します。
会社選びで重視した「人」
就職活動時、複数の会社を見た中で、最終的に重視したのは「人の良さ」でした。
面接時のやり取りで緊張をほぐしてくれたことや、入社後もその印象が変わらなかったことが、会社の雰囲気を表しています。
編集後記
第3話では、ドレスコーディネーターの1日に密着することで、
華やかなイメージの裏にある体力的な負担や細かな調整を重ねる現場の「期待に応えたい」という思いが見えてきました。
また、SNS時代の多様な要望に向き合いながら、長時間の接客を通じてお客様の納得を形にしていくことが、この仕事のやりがいにつながっています。
次回は、ブライダルの現場を支えるもう一つの専門職、ヘアメイクアーティストの舞台裏に密着します。
ご紹介
Profile
モリノブライズ株式会社
ドレスコーディネーター
モリノブライズのドレスコーディネーターとして、ドレスのフィッティングや小物合わせを担当。
1年目から接客の現場に立ち、挙式当日を見据えたコーディネート提案に携わっている。
SNS時代に多様化するお客様の要望に向き合いながら、その場で調整を重ね、できる限り希望に近づける接客を大切にしている。
長時間の接客を通じて「お願いしてよかった」と言ってもらえる瞬間に、やりがいを感じている。