創業までの経緯を教えてください
大学を卒業後、入社したのはIT業界の会社でした。インフラエンジニアとして、サーバーの運用管理やトラフィック制御など、いわば“縁の下の力持ち”のような業務に携わっていました。
具体的には、不正なアクセスを遮断したりシステムトラブルに対応したりなど、専門的な仕事を経験させていただきました。
ただ、入社から1年ほど経った24歳の頃に「自分自身でサービスをご提供し、ITで社会の発展に貢献したい」と思い、2018年にAIKIシステムを開業し、2019年に合同会社AIKIシステムを設立いたしました。
実は私の家系は商売をしている人が多く、子どもの頃から“自分で事業を営む”という姿を身近に見てきました。
その影響もあり、「自分でもいつか挑戦したい」という気持ちが幼少期からどこかにあったと思います。
独立後の取り組みについて教えてください
独立してからは、Webコンテンツ制作を中心に事業を展開しています。
メインの業務は記事作成の代行で、企業様のホームページやオウンドメディアのコラムなど、SEOを意識したコンテンツを多数手がけております。
お客様の業種は幅広く、整体院・クリニック・士業・中小企業などさまざまです。
ご依頼内容に合わせて最適なライターをアサインし、ディレクターと連携して品質を管理しています。
この仕事で大切にしていることは「柔軟で誠実な対応」です。
SEO業界は“上位表示を保証する”といった営業も多いですが、私は決して誇張せず、成果の現実的な見通しを正直に伝えるようにしています。
また、お客様のご予算とご状況に応じて最適なプランをご提案することも心がけています。
クライアントからは「柔軟に対応してくれる」「提案が丁寧で分かりやすい」「大量発注でも品質を保って対応してくれる」というお声を多くいただきます。
お客様の信頼は、“約束を守ること”の積み重ねから生まれると感じています。
苦労や印象に残っているエピソードはありますか?
独立当初は営業の経験がほとんどありませんでした。
そんな中、東京で求人に応募したときに出会った社長が“営業の師匠”のような存在になってくれました。
その方のもとで、いわゆる“飛び込み営業”を経験しました。
知らない土地での営業活動は最初は本当に大変でしたが、現場で鍛えられたおかげで「人の話を聞く力」や「相手に伝わる言葉の選び方」を身につけることができました。
また、社長に経営者としてのマインドや基礎知識を教えていただき、忘れられない経験として現在の事業に生かしています。
あなたが思う御社事業の魅力を教えてください
最大の強みは、「量と質の両立」です。
複数のライターと連携し、大量のコンテンツを短期間で納品できる体制を整えています。
同時にディレクターと私自身が全案件の品質管理を行い、文章の精度を維持しております。
もう一つの魅力は、柔軟な提案力です。
クライアントごとに目的や課題が異なっているため、「テンプレート化」ではなく、一社一社に合わせたプランをご提案することを心がけております。
今後のビジョンを教えてください
現在は、AIを活用したライティングにも注力しています。
AIを活用することで、納期の短縮や校正の効率化が可能です。
人のクリエイティブな発想とAIのスピードを融合させることで、より良いコンテンツを生み出せると考えています。
これからは「IT × 言葉」で社会に貢献する企業を目指します。
そして、誠実な仕事を積み重ねながら、信頼されるパートナーとして成長していきたいと思っています。