元祖ニュータンタンメン本舗グループ-五十嵐正悟


元祖ニュータンタンメン本舗グループ 代表 五十嵐 正悟 IGARASHI SEIGO

創業and社長就任の経緯を教えてください。

私の祖父が創業者であり、3代目になるのですが、20年ほど前に弊社に入社をしました。

最初は店舗のスタッフとして修行から始まりました。皿洗いを1年間、そこからタンタンメンを提供するのに2~3年ほどかかりました。その当時から、「商品のポテンシャルがある」と感じていたので、いつかは先陣を切って、全国への店舗展開をし、より多くの方に当社の商品を届けたいとそう思っておりました。自分自身の経験から、料理をする楽しさと、やりがいを感じられる会社にしたいという考えから、システム自体を変えていきました。

あなたが思う御社の事業の魅力を教えてください。

創業当初から試行錯誤を繰り返して今の味に辿り着くことができました。

スープは唯一無二で、唐辛子、にんにく、溶き卵、ひき肉が入っている、食べるだけでグッと元気になる、そんな新しいジャンルのラーメンとなっております。麺は門外不出の自家製麺ですが、ラーメン屋独自の粉は使っておらず、いろいろとブレンドをして、新しい麺の形で販売をしています。

御社の事業は周りの方からどのような評価をいただいていますか?

商品のファンになってもらっている上で、お店のファンになってもらえている方が増えてきていることにとても感謝をしております。お客様が「また行ってみたい」という来店動機に繋がるのは、商品が美味しいだけではなく、お店にファンになってもらえるよう、グループとして大事にしていきたいと感がえています。

また、より多くの方に味を届けられるようにカップラーメンの販売もしているのですが、その際にも嬉しいお言葉をいただきました。

川崎に住んでいる方が「田舎に帰るとき、川崎のソウルフード持ち帰ったら喜んでもらえました」と、当社の商品を通じて、喜んでもらえる方が増えていることに嬉しく思っています。

地域との関わりで意識していることを教えてください。

元祖ニュータンタンメン本舗グループでは、今後も地域の皆様の課題解決につながるさまざまな活動をパートナー企業や地域の皆様とともに取り組んで参ります。
本来ですと、製造工程で発生する余剰食材は食品ロスとして廃棄しておりましたが、川崎フロンターレ様が取り組みをしている、かわさきこども食堂ネットワーク支援に参画することで、地元川崎のこどもたちに向けて、当社の商品を提供していきたいと考えております。
例えば、餃子の中身の具はハンバーグにしたり、スープの具で調理をしたり、さまざまな調理方法で子どもたちに食べていただきたいと思っております。

今後のビジョンを教えてください。

テーマは「川崎から世界へ」です。新しいジャンルの美味しいラーメンがあるんだというとこを、日本全国、そして世界へと広めていきたいと考えています。

川崎に在住している、3世代で来店してくれるお客様もいたり、地域のスポーツチーム、様々な企業様とのつながりもあり、川崎に育てられたという想いもあります。

だからこそ、様々な形で川崎に恩返しをしていく企業であり続けます。

Profile

元祖ニュータンタンメン本舗グループ 代表

五十嵐 正悟 IGARASHI SEIGO