株式会社ストロングジャパンホールディングス-寺本 雄平


株式会社ストロングジャパンホールディングス 代表取締役CEO 寺本 雄平 Yuhei Teramoto

創業or社長就任の経緯を教えてください。

起業を志してはいたものの中々アイデアや、やりたい事やれる事が思い付かず、転職という形でフィリピン セブ島へ渡りました。そこで留学事業と出会い、学生時代に教員を志し、教員免許を取得していた事も重なり、留学エージェント業から創業致しました。
また、海外勤務から1年ほど経過後、日本へ一時帰国をした際に、街で見かける方々の元気の無い雰囲気や、静かで活気のない街並みに逆カルチャーショックを受けて『強い日本を取り戻す』という企業理念を掲げるに至りました。

経営の中で苦労したことや嬉しかったことなど、印象に残っているストーリーを教えてください

やはり最も苦労したタイミングはコロナ禍です。
コロナ禍が始まった当時は、留学エージェントや語学学校の運営が事業の柱であった為、それらの売上が0になるどころか、留学予定者の方々からお預かりしていた留学費用を、一気に返金させて頂くこととなり、毎月マイナス収支が継続していました。
しかしコロナ禍を乗り切る為に試行錯誤を続けた結果、現在のような多角的に事業展開をすることに繋がり『セブ島の総合商社』を目指せる基盤を創り上げる事が出来ました。

あなたが思う御社の商品の魅力を教えてください

当社の企業ミッションである『日本人が海外に出る際のハードルを最大限0に近付ける』を体現する【0円留学】が当社の最も魅力的なサービスであると考えています。
フィリピン セブ島に構える当校で、英語学習とお仕事を同時に経験出来る留学プログラムとなり、留学費用や滞在費用が無料となります。
多くの企業様からこの取組みに賛同を頂いており、0円留学生をリモート(セブ島)勤務の長期インターンシップ生としてお受入れ頂き、英語とビジネスの基礎スキルを習得した形で、帰国~新卒採用という流れに、大変お喜びを頂いております。

御社の商品はお客様からどのような評価をいただいていますか?

0円留学生の方々からは、円安や諸外国の経済成長に伴う物価高で、金銭面で留学を諦めてしまいそうなところ、お金のいらない挑戦環境がある点に、大変ご満足を頂いています。
また、志の高い学生を、リモート(セブ島)勤務の長期インターンシップ生としてお受入れ頂いている企業様側からは、入社後のギャップ解消や即戦力として期待が出来る人材を、早いタイミングで確保出来る点、かつ英語力も習得した形で新卒入社をされる事に感動の声を頂いています。

御社の商品が素晴らしいと思う理由を教えてください

0円留学生、そして彼らをリモート(セブ島)勤務の長期インターンシップ生としてお受入れ頂いている企業様、双方の満足度が非常に高い点だと考えています。
0円留学は単なる留学プランではなく、企業と学生のマッチングプラットフォームとしての側面も持っていると考えており、双方の可能性を大いに拡げられるものだと確信しております。
この企業と学生のマッチングにおける、紹介料等は一切頂いていないことも、企業と学生、双方に対する負担を大きく軽減することに繋がっていると感じています。

地域との関わりで意識していることを教えてください。

当社は日系企業ではありますが、フィリピン セブ島で4つの現地法人を構えて、様々な事業展開を行っています。
経済成長著しいフィリピンではありますが、まだまだ経済格差、貧富の差がエリアによっては顕著に表われています。
セブ島という地でビジネスをさせて貰っている感謝の気持ちを忘れず、ボランティア活動だけに留まらず、積極的にフィリピン人の雇用を創出することにも力を入れています。日本とフィリピンの関係がより良いものになるよう、行政とも連携し、今後も新たなプロジェクトをどんどん推進していきます。

今後のビジョンを教えてください

『セブ島の総合商社』を名乗り、今後も新たな事業の立上げを進め、フィリピン人の雇用創出に引き続き力を入れていく予定です。また、フィリピン セブ島だけに留まることなく、来年にはマルタ共和国への事業展開も視野に入れて、準備を進めています。
マルタ共和国でも【0円留学】を提供出来る学校法人の設立から開始し、セブ島で成功させたビジネスモデルをもって、『マルタ島の総合商社』を並行して目指していこうと考えています。
その後も、全世界で0円留学が提供できるように、積極的に学校法人の設立を進めて参ります。

Profile

株式会社ストロングジャパンホールディングス 代表取締役CEO

寺本 雄平 Yuhei Teramoto