ー株式会社CIの創業の経緯を教えてください。
元々は関西を中心に、ベンチャー企業や上場企業でエンジニアとして、1社だけでなく数社のプロジェクトに携わっていました。その中でフリーランスになるか、組織を持つかを考えていたのですが、総合的に判断した時に、フリーランスになるよりも組織を持った方が、エンジニアとしてのキャリアや経験を積むことができると思ったことが、創業するきっかけです。
エンジニアはフリーランスとして1人で生活を立てていくことも可能ですが、当時から1人でやっていくことには限界があるだろうな、と感じていました。
組織を作って、自分自身はもちろんのこと、エンジニアの育成や組織を大きくしていくことをしたほうが、長い目で見た時にフリーランスとは大きく差が出るのではないかと考えました。
ーCIは「20年先の未来をつくる」を目標とされているとお聞きしました。これは具体的にどのようなことですか?
弊社のミッションは「Creative Innovation」。
日本の生産労働性を高めるために、「リアルとオンラインを繋いでいく」サービスをつくっています。
日本ではまだまだ、「人、モノ、サービス」の仕組みが整っておらず、リモートで働ける職種であっても、実際には技術や仕組みが足りないから、出社を前提に仕事をしている企業も多く見受けられます。
その技術や仕組みづくりを弊社が担い、高い技術力でサービス開発を行うことで、結果的に日本の生産労働生を高め、20年先も持続可能な未来を提供していくことができると考えています。
また、リモートで仕事ができる人を増やす、という意味でも、弊社では2017年の創業当時からリモートワークで働ける環境を整備していました。現在も社員全員フルリモートで働いており、今後も「場所にとらわれない、働き方を。生き方を。」提供していきたいと考えています。
ー事業・組織を運営する上でのやりがいを教えてください。
システムの受託開発の中で、チームとして案件を受け持つことで、一人の時では開発できなかったより大規模な案件も受注できるようになりました。
お客様に喜んでいただけるのはもちろんのこと、開発したシステムやサービスが世に出ていくことが、とても嬉しいことだなと感じます。
組織としては、当社は完全フルリモートワークなので、ある意味個人の裁量が大きい環境にあると思いますが、そんな中でも社員が個人の力を発揮し、成果を出してくれている姿を見ると、嬉しい気持ちになります。
ーCIだからこその強みは何ですか?
弊社には高い技術力を持つエンジニアが揃っているため、業界や業種を問わず、様々なサービス開発ができる点が強みです。さらに、保守や運用はもちろん、コンサルティングなど、上流工程から開発に関わることができます。「こういうの出来ますか?」というオーダーに、即答で「出来ますよ」というメンバーが揃っていることは、自慢ですね。また、ただ単につくるだけではなく、当社でもサービスを開発し提供しているため、その両方のスキームを持って会社様のご相談にのれる点は、他社には負けない弊社の強みと感じています。